以前のエントリでも紹介した展開図作成ソフト
Waybe が、当初予定より3ヶ月以上遅れて、つい先日の9月14日にリリースされたようです。
WaybeはGoogleSketchUpのプラグインとして動作し、GoogleSketchUpで作成した3Dデータの展開図を作成することができます。
さっそく、体験版をダウンロードして試してみたのですが。。
動作させるまでに若干手間どったので以下にまとめます。
なお、WindowsXP日本語版の上で確認しています。
・ 日本語版のGoogleSketchUpでは動作しませんでした。
・ 日本語版GoogleSketchUpをアンインストールして、英語版GoogleSketchUpをインストール。
・ その直後に、Waybeをインストールすると、GoogleSketchUp起動直後にフリーズします。まず一度、GoogleSketchUpを起動して初期設定を行ってから、Waybeをインストールするのがポイント。
インストールすると、WaybeのツールバーがGoogleSketchUpに追加されます。
試しに、簡単な直方体で展開図を作成してみました。

[Unfold Test]ボタンを押して、直方体をクリックすると展開図が作られます。

展開図が赤くなっているのは「用紙に収まらない」ためのようです。
GoogleSketchUpは建築物を作るためのモデラーなので、普通に形を作ると1mサイズくらいの直方体になってしまって、まずほとんど「用紙に収まらない」という警告がでます。まずは、紙に収めるためのスケール調整に最初手間取りました。
印刷プレビューは次のような感じ。

このウィンドウの中でパーツの位置変更、回転(90度単位)が行えます。
パーツを分離・接続しなおしたり、のりしろを移動させるなどの機能は無いようです。
のりしろの色も水色のまま変更できそうにありませんでした。
ウィンドウのサイズも変更不可なので、複数のパーツがあるときには全体を見渡すのが難しくなってしまいます。
さてそれでは、もう少し形に手を加えてみると。。


明らかに正しくない展開図ができてしまいました。
オフィシャルサイトには、「このような場合は事前に複数のグループに分けておくように」と書かれていますが、その方法がわからない。。
残念ながら、このモデルに対しては適切な展開図は得られませんでした。
試しに、ペパクラデザイナーのサンプルモデルに含まれる「マンモス」を3DS形式経由でインポートして試してみましたが。。


展開図が得られるまでに1分くらいかかり、その結果はわけのわからないものに。。
これでは、ペーパークラフトを作れそうもありません。
きっと、私が十分使いこなせていないので、適切な評価になっていないと思いますが、以下簡単に感想をまとめると。。
・ 英語版しかないので、すこしとっつきにくいかも。
・ GoogleSketchUpのプラグインなので、そもそもGoogleSketchUpを自由に使いこなせないと難しい。
・ 展開図の作成アルゴリズムは、ずいぶん処理が遅く、また得られる展開図もペーパークラフトに適しているか微妙。
・ のりしろの編集機能、パーツの分離・接続などの編集が展開図上でできない。
・ なにより、使い方がわかりにくい(T-T;
ということで、総合評価としては、全体として今一つな印象を受けました。
もちろん、ペパクラデザイナーの開発者の立場からの評価ですから、公平な評価になっていない可能性があります。また、十分機能の使い方を理解できていないという問題があります。
ご興味の方はぜひ、試してみてください。
なお、体験版は15日間のみ有効。それ以降も使用するためのライセンス料は49.95ドル(約5300円)だそうです。
Waybe のオフィシャルサイトはこちら。