ペーパークラフト用ソフトウェア「ペパクラデザイナー」開発者ブログ

ペーパークラフト用ソフトウェア「ペパクラデザイナー」の開発者がペーパークラフトやペパクラデザイナーの話題について綴ります。

ご挨拶

こんにちは。当ブログでは、ペパクラデザイナーとペーパークラフトに関する話題を綴っていこうと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

ペパクラデザイナー2のスクリーン
(ペパクラデザイナーの画面。モデルデザイン:鬼屋氏)


# ペパクラデザイナーとは、オリジナルのペーパークラフト作成を支援するソフトウェアです。多摩ソフトウエアから発売されています。
【ペパクラデザイナーのオフィシャルサイト】

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お問い合わせ先

こちらのブログのコメント欄に非表示でご質問などお送りいただくケースがあります。申し訳ないのですが、メールアドレスなど連絡先の記載がありませんと、どのように回答差し上げてよいかわかりません。

ペパクラデザイナーのオフィシャルサイトの「ユーザーサポート」のコーナーには、お問い合わせ用のフォームが準備されていますので、どうぞそちらからお問い合わせくださいますようお願いいたします。スタッフから回答が届きます。

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六角大王Super6

六角大王Superの新しいバージョン、六角大王Super6が発売されました。



ペパクラデザイナーには、ペーパークラフトのためのモデル作成用に機能を限定した六角大王SuperLEが付属しますが、Super6ではリアルなレンダリングや充実したレイヤー機能などが備わっています。
本格的なコンピュータグラフィックスにチャレンジするには、便利な機能の備わっている六角大王Super6がおすすめです。
詳しくは、六角大王のオフィシャルサイトにて。

参考情報として、六角大王Superで作成された作品のギャラリーがこちらにあります。

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塩釜高校の巨大段ボールロボット

宮城県塩釜高校で作られた巨大な段ボールロボットが朝日新聞や西日本新聞で紹介されるなど、最近ネット上で話題になっています。

それぞれの紹介記事へのリンクは次の通り。
朝日新聞での紹介: http://www.asahi.com/national/update/0411/SEB200904110009.html
西日本新聞での紹介http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/88998

この巨大な段ボールロボットは、10年近く前から塩釜高校の文化祭で継続的に制作されてきたそうです。実際に制作の現場で活躍されている小川先生から貴重な写真を複数いただきましたので、有り難くこちらのブログで紹介させていただきます。

まず、下の画像は歴代の段ボールアート群(クリックで拡大画像が見えます)。一番大きいものは4メールを超えるそうで、まさに圧巻です。代を重ねるごとに、より大きく、より精巧な作りになってきている様子がうかがえます。

shiogama1.jpg

これらの作品は、六角大王で形をモデリングし、ペパクラデザイナーを使って型紙を作成しているそうです。得られた展開図を、目的のサイズに合わせて拡大しているそうです。

実はペパクラデザイナーという名前の製品が登場する前から、この制作活動は行われており、最初はペパクラデザイナーの前身である「Tenkai」というソフトウェアを使っていたそうです。

通常のペーパークラフトと異なり、自重で壊れないこと、直立してもバランスが取れること、などの制約があり、1つの作品を仕上げるまでには、大変な時間がかかるとのことでした。


こちらは制作風景の写真。これだけ多くの段ボールロボットが並んでいると、別世界のようです。まさに圧巻。


人間よりもはるかに大きいので、脚立を使って組み上げています。本格的です。4メートルを超える作品の時は、本当に大変だったそうです。



頭部は別に作っており、人間がかぶることができるそうです。文化祭の時には、この頭部の模型をかぶっての記念写真撮影サービスもあるとか。


みなさん、楽しそうですね。きっとよい思い出になったことでしょう。
今後のますますの発展が楽しみです。


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ポップアップカードデザイナーPROの使い方(5):多角形面の移動と複製

今回は、作成済みの多角形面を移動させたり、複製を作ったりする方法を説明します。
まず、通常の方法で多角形面を作成した様子です。

メニューの[編集/編集モード/面の操作]を選択するか、ツールバーのアイコンを選択します。
すると、表示方法が[入力形状表示]モードに自動で切り替わり、多角形面の輪郭が黄色で表示されます。

マウスクリックで、移動させたい多角形面を選択します。選択された多角形面は赤く表示され、それを移動させるためのハンドル(矢印)が表示されます。

矢印をドラッグすることで、選択された多角形面の位置を変更できます(キーボードの↑↓→←キーでも移動できます)。

メニューの[表示/表示モード/ポップアップカード形状表示]を選択するか、ツールバーのアイコンを選ぶと、通常の状態に戻ります。


下の図のように、ある程度まとまった形を扱う場合は、複数の多角形を同時に選択する必要があります。


[Shift]キーを押しながらクリックすることで、複数の多角形面を選択できます。または、マウスのドラッグで矩形領域による選択も可能です。
開口部がある場合には、開口部を作るための多角形面(裏側に配置されていて見えにくいです)も忘れずに選択するようにしましょう。

選択した後は、マウスドラッグで位置を変更できますが、メニューの[編集/選択面のコピー]、[編集/選択面の貼り付け]を行うことで、複製を追加できます([Ctrl]+C, [Ctrl]+Vのショートカットを使えます)。

複製した多角形面は選択状態になっているので、矢印をドラッグして位置を変更できます。

この操作を繰り返すことで、複製をたくさん配置できます。

表示モードを通常に戻せば、下のような形ができたことを確認できます。

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ポップアップカードデザイナーPROの使い方(4):多角形面の編集

一度作成した多角形面の形を後から編集する方法を説明します。
編集面の上に多角形面がちょうど乗るように、編集面を移動させます。
編集面の上に乗っている多角形面は赤色で表示されます。
WS000018.png

メニューの[編集/編集モード/面の輪郭の編集]を選択するか、ツールバーのアイコンを押すことで、多角形面の輪郭を編集できるようになります。
多角形面の頂点が□で表示されるので、それをマウスドラッグで移動できます。

マウスボタンを離すと、形が確定します。このようにして、頂点の位置を自由に変更できます。


なかなか存在が知られていない機能ですが、[Ctrl]キーを押しながらドラッグすると、新しい頂点が追加されます。この方法で、頂点の数を増やすことができます。


逆に、ドラッグで移動した頂点を隣の頂点と同じ位置に重ねると、頂点が融合されて、数が1つ減ります。

メニューの[編集面操作/グリッドを小さくする]を選ぶか、ツールバーのアイコンを選ぶことで、編集面の格子を小さくできるので、細かい形も編集できるようになります。一般的なアプリケーションと同様に、[Ctrl]+Zで直前の操作を取り消すことも可能です。

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ポップアップカードデザイナーPROの使い方(3):開口部(切り抜き部分)の作成

今回は、ポップアップカードデザイナーPROでの開口部(切り抜き部分)の作成方法を説明します。
まず、これまで説明した方法で、垂直な多角形面を1つ作ります。





この面に対して、穴をあける(切り抜き部分を追加する)ことを考えます。
メニューの[編集/編集モード/切り抜き部分の作成]を選びます。または、ツールバーのアイコンpop_icon2.pngを押して、切り抜き部分の作成モードにします。

切り抜きたい形を、マウスクリックで入力します。




多角形面の作成と同じように、最初にクリックした点をもう一度クリックすることで入力が確定し、その部分が切り抜かれます。







表示を前回のエントリで説明したように「入力形状表示」にしてみましょう。




すると、上の図のようになり、実は多角形に穴が開いたのではなく、新たに水平な長方形が追加されているにすぎないことを確認できます。
すぐに理解できなくても大丈夫ですが、ポップアップカードデザイナーPROでは「穴をあける」ということは、「穴をあけるために新しい多角形を追加する」ことで実現しています。

また新しい多角形面を追加する場合は、アイコンを押して「多角形面の作成」モードに切り替えます。

これまでに説明した方法で、次のような建物のポップアップカードが作れるようになります。



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ポップアップカードデザイナーPROの使い方(2):異なる2つの表示モード

前回のエントリに続いて、ポップアップカードデザイナーPROを使ったポップアップカードの作り方を説明します。

前回同様に、垂直な「編集面」の格子を使って多角形(今回は長方形)を作成します。



[↓]キーを押して「編集面」を手前に移動させ、新しい多角形を追加します。
ここで注目してほしいのが「多角形が重なりあう場合、1枚の紙から作られる制約を満たすために、最初に作成した多角形の一部が削り取られる」ということです。
このような仕組みがあるため、自由に形を作っても、できあがるポップアップカードは1枚の紙から作れることが自動的に保証されます。



[Space]キーで「編集面」を水平に切り替え、引き続き多角形面を追加します。





メニューの[編集面操作/編集面を隠す]で、編集面を非表示にできます。
作成したカードをズームインすると下図のようになります。





最初に作った長方形は、後から追加した長方形によって「一部が削りとられる」と書きましたが、実際に入力した多角形の形は[表示/表示モード/入力形状表示]で確認できます。(またはツールバーのアイコンでも切り替えられます。)





ポップアップカードデザイナーPROでは、このように「ポップアップカードとしての完成形を表示するモード」と「実際に入力した形を表示するモード」の、異なる2通りの表示方法があります。これは今後の説明でも重要な点になりますので、切り替え方をよく覚えておくとよいでしょう。

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ポップアップカードデザイナーPROの使い方(1):カード作成の流れ

ポップアップカードデザイナーPROの使い方を紹介します。

まず、起動直後の画面は次のようになります。



青い格子が「編集面」で、この編集面の上に多角形を作図して、ポップアップカードを作っていくことになります。
まず最初に、全体の表示に関する以下の基本操作を覚えましょう。
・ マウスの右ドラッグで視点を変更
・ マウスのホイールでズームイン/ズームアウト

続いて、カードを編集するための、「編集面」の操作について覚えましょう。
・ ハンドル(編集面の下隅にある立方体)をマウスでドラッグして編集面を前後に動かせます(カーソルの↑↓キーでも動かせます)


編集面の格子をマウスクリックすることで、形を作れます。

WS000005.png


クリックを始めた場所と同じ場所をクリックすると、閉じた多角形が作成されます。
・右クリックで直前の操作を取り消せます。
・同じ場所を2回クリックした場合も、閉じた多角形が作成されます。


WS000006.png

多角形ができると、その形が1枚の紙から作れるように、台紙が自動的に切り抜かれます。

[Space]キー(スペースキー)を押すことで、「垂直」な編集面が「水平」な編集面に切り替わります。
もう一度[Space]キーを押すと、「水平」から「垂直」に切り替わります。
WS000007.png


垂直な編集面で多角形を作成したのと同じようにして、水平な編集面でも多角形を作成できます。
(ハンドルをドラッグするか、↑↓キーで編集面を上下に移動できます。)

WS000008.png


ここまでの操作を繰り返すことで、ある程度の形を作ることができます。

WS000009.png


形が完成したら、[表示/カードの開閉]メニューで、ポップアップカードが開閉する様子をアニメーションで確認できます。



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ポップアップカードデザイナー

1つ前のエントリで「折紙建築」について紹介しました。
ポップアップカードデザイナーおよびポップアップカードデザイナーPROは、どちらも簡単な操作で「折紙建築」(1枚の紙から作られるポップアップカード)を作成できるソフトです。

ポップアップカードデザイナーは、立方体を積み上げて作るような形を簡単に作れる初級者向けのソフトです。

popup_work1_screen.png  popup_work1.jpg
ポップアップカードデザイナーの画面と作成した作品



ポップアップカードデザイナーPROは、デザインできる形の自由度が高く、慣れるとずいぶん高度な作品もデザインできるようになります。


pop_pro_screen.png   popup_pro_work1.jpg
ポップアップカードデザイナーPROの画面と作成した作品


どちらのソフトウェアも、立体的な完成形を見ながら形の編集をすることができます。展開図は自動的に計算され、そのままプリントアウトできるのでオリジナルのポップアップカードを簡単に作ることができます。

これらのソフトウェアはどちらもシェアウェアソフトとして公開されていますので、自由にダウンロードして試用できます。パスワードを購入するまで、「ファイル保存できない」という制約がありますが、試しに形を作ってみて、印刷して組み立てる、ということは無料でできますし、作品ギャラリーで公開されているデータをダウンロードして組み立てることもできます。


pop_web.png


ポップアップカードデザイナーのオフィシャルサイトはこちらのページからアクセスできます。
http://www.tamasoft.co.jp/craft/index.html

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折紙建築

ポップアップカードの中でも、特に「1枚の紙から作る」ものに対しては茶谷正洋氏によって「折紙建築」と名付けられています。複数のパーツを貼り合わせて作るのではなく、たった1枚の紙に切り込みを入れるだけで作られることから、作るのはとても簡単。派手さはありませんが、独特の美しさがあります。

茶谷氏は、残念ながら昨年にお亡くなりになってしまいましたが、これまでに作られた多くの作品が主に彰国社より出版されています。




折り紙建築 世界の名建築をつくる
折り紙建築 京の旅
スーパー折り紙―紙ワザ世界一周〈遺跡編〉 (クォークスペシャル)
マジックハウス〈第2集〉 (とびだすペーパークラフト)
マジックハウス〈第2集〉 (とびだすペーパークラフト)
折り紙建築 奈良の旅
スーパー折り紙―「紙ワザ」世界一周 (講談社MOOK Quarkスペシャル)
中国大陸建築紀行 (建築巡礼)

その他多くの書籍を出版されていますが、残念ながら上記のリンク先を含むその多くは現在絶版になっているようです。

氏の作品は以下のサイトでも見ることができます。


chatani.png

http://www.japandesign.ne.jp/IAA/chatani/gallery/index.html


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飛び出す絵本

開くと立体的な形が立ちあがるカードは、ポップアップカードと呼ばれ、それをいくつも集めて作った絵本は「飛び出す絵本」は世界中で多くの人に親しまれています。

最近では、驚くほど立体的に飛び出す絵本がいろいろ登場していて、単に形が立ちあがるだけでなく、ページを開く過程で形が回転したり、タブを引っ張ってキャラクターを動かせたり、アイデアいっぱいの楽しい絵本がたくさんあります。

以下にお勧めの本を紹介します。





他にも飛び出す絵本はたくさんありますが、いくつかピックアップしてみます。




飛び出す絵本(ポップアップブック)の仕組みがどのようになっているのか知りたい方、自分でも作ってみたい方には、以下の本がお勧めです。




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ポップアップカードデザイナー

ペパクラデザイナーの開発・販売をしている多摩ソフトウエアでは、ペパクラデザイナー以外にも紙工作関係のソフトウェアとして、「ポップアップカードデザイナー」および「ポップアップカードデザイナーPRO」というソフトウェアの販売も行っています。こちらは、ペパクラデザイナー同様に紙で形を作ることを目的としたソフトですが、開くと飛び出す「ポップアップカード」に特化したソフトウェアになっています。
パッケージ販売はしておらず、ダウンロードして自由に試用していただいて、必要であればパスワードを購入していただくシェアウェアの形態を取っています。

本エントリからしばらくの間、このポップアップカードデザイナー、およびポップアップカードについていろいろご紹介していきたいと思います。

popup0.png

ポップアップカードデザイナーPROの画面

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まるで実物そのものなリアルなペーパークラフト

今までにも、本物そっくりなペーパークラフト作品をいくつか公開しているBert Simon氏の新作(下の写真)がつい先日に公開されました。
URLはこちらです。
http://www.bertsimons.nl/zenphoto/index.php?album=paperworks/Opstelten


bert.jpg


Bert Simon氏から直接連絡があり、今まではBlenderでモデリングしたものを手作業で展開していたものを、今回からペパクラデザイナーで作成するようにしたと教えていただきました。
ペパクラデザイナー3、高解像度対応版、CraftROBO対応版のビューワーというフルセットを活用していただいています。これらを使うことで、従来より大幅に作業を効率化できたと評価いただきました。

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スケールの大きな作品

昨日のエントリで、Haloの身につけられる大きさの防具を例に、海外のペーパークラフト事情はちょっと違うみたい、と書きましたが、次の写真も海外のもの。


large_work.jpg

http://wowpapercraft.blogspot.com/2008/09/lord-illidan-stormrage-life-size.htmlより


ボディに250枚、翼に100枚の紙を使用したそうです。すごい消費量。
国内の作品ではあまり見かけないスケールですね。
(日本国内でも大きな作品を作っている方はいると思いますが、でもやっぱりこういう大きいものは、海外の方が好むのかな、と感じてしまいます。)

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