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ペーパークラフト用ソフトウェア「ペパクラデザイナー」開発者ブログ

ペーパークラフト用ソフトウェア「ペパクラデザイナー」の開発者がペーパークラフトやペパクラデザイナーの話題について綴ります。

塩釜高校の巨大段ボールロボット

宮城県塩釜高校で作られた巨大な段ボールロボットが朝日新聞や西日本新聞で紹介されるなど、最近ネット上で話題になっています。

それぞれの紹介記事へのリンクは次の通り。
朝日新聞での紹介: http://www.asahi.com/national/update/0411/SEB200904110009.html
西日本新聞での紹介http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/88998

この巨大な段ボールロボットは、10年近く前から塩釜高校の文化祭で継続的に制作されてきたそうです。実際に制作の現場で活躍されている小川先生から貴重な写真を複数いただきましたので、有り難くこちらのブログで紹介させていただきます。

まず、下の画像は歴代の段ボールアート群(クリックで拡大画像が見えます)。一番大きいものは4メールを超えるそうで、まさに圧巻です。代を重ねるごとに、より大きく、より精巧な作りになってきている様子がうかがえます。

shiogama1.jpg

これらの作品は、六角大王で形をモデリングし、ペパクラデザイナーを使って型紙を作成しているそうです。得られた展開図を、目的のサイズに合わせて拡大しているそうです。

実はペパクラデザイナーという名前の製品が登場する前から、この制作活動は行われており、最初はペパクラデザイナーの前身である「Tenkai」というソフトウェアを使っていたそうです。

通常のペーパークラフトと異なり、自重で壊れないこと、直立してもバランスが取れること、などの制約があり、1つの作品を仕上げるまでには、大変な時間がかかるとのことでした。


こちらは制作風景の写真。これだけ多くの段ボールロボットが並んでいると、別世界のようです。まさに圧巻。


人間よりもはるかに大きいので、脚立を使って組み上げています。本格的です。4メートルを超える作品の時は、本当に大変だったそうです。



頭部は別に作っており、人間がかぶることができるそうです。文化祭の時には、この頭部の模型をかぶっての記念写真撮影サービスもあるとか。


みなさん、楽しそうですね。きっとよい思い出になったことでしょう。
今後のますますの発展が楽しみです。


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